最近、夫が変です。
原因は私です。
ひょんなことから、私が夫に、対面でかなり濃い、ディープなワークを掛けたからです。
夫はこれまで、
「占いなんて当たらない」
と言い切り、
エネルギーワークに関しては、
鼻で笑っておりました。
そんなこともあって、私はこれまで、夫には遠隔でワークを掛けたことはあっても、対面でワークをしたことがありませんでした。
ところが、先日、男性のクライアント様からのご依頼を頂き、施術させて頂くことになり、
その施術を誠心誠意させていただきたいと願うあまり、ちょうど都合よく目の前を通りかかった夫を練習台にしてしまいました。
私が夫に施術したのは、
です。(全側面の封印解除は仲裕美子さんにより開発されたワークです)
このワークは、霊的、精神的、肉体的な側面に残る封印を手放し、ゼロ磁場的な状態になるワークです。
ニュートラルになることによって、封印によるしがらみから解放されて、本当に望みたいことを望めたり、考えられるようになります。
施術させてもらうために、私が夫に事情を話すと、夫は予想に反して、
「わかった」
と、あっさり引き受けてくれました。
後で知ったのですが、どうやら夫は、
私が最近、あまりうるさく小言も言わなくなるほど、熱中しているエネルギーワークに内心興味があったのでした。
私はとにかくドライにやろうと決めていたので、
目の前にいるこの人(夫)は、ただのクライアントさんだと捉えて、セッションを開始しました。
最初に夫に調整ワークを掛けてから、
このワークについて書かれた説明文を黙読してもらいました。
キツネにつままれたような顔をしていた夫でしたが、
説明文の内容が、かなり本格的でディープだったこともあり、
段々真剣な表情になっていきました。
私は手順通りにセッションを進めていきましたが、
『精神の封印』の解除で、夫が普段あまり見せない、彼の若い頃の心の傷を、私は垣間見ることになり、そのときは私のモードも、120%『施術者モード』になっていました。
そんなわけで、夫の初回セッションは、
かなり濃く、深いものとなったのでした。
一週間後。
その日は日曜日で、夫は自宅にいました。
仕事を終えて帰って来た私と夫は、しばらく世間話をしていたのですが、
毎年、今ぐらいの時期から年末にかけて、電車の中や、コンビニなどで、若者と口論したり、店員にキレる中年男性をよく見かけるという話になりました。
原因について、いろいろ話したのですが、私が、
《そういう人は、自分と他者との境界線(バウンダリー)が弱いから》だと話すと、
「俺もそのバウンダリーが弱いかもしれない」と
夫がため息交じりに、ふと、そう漏らしたのです。
《自分は悪くない。悪いのは相手(おまえ)だ》
これまで事あるごとに、そう主張してきた夫の、思いがけない言葉に驚きました。
思わず、
「あなた、どうしたの」
と、叫んでしまいました。
他にも、今まであまり夫には懐かなかったムスコ(ウサギ♂)と仲良くなったり、小さな変化が起きていました。
さらに、それから数週間後のある晩、夫が夜中に足の脛(すね)がつり、それから数日、かなり筋肉痛で痛がっていたので、見かねて、を施術して、30分後、
私が出かける支度をしていると、
「大変だ 足が痛くない
」
と、興奮した夫がやって来ました。
それから何度か、
「脛どう」と聞いても、
「痛くない」と夫。
しきりに首を傾げています。
「エネルギーワーク、体感出来ていますね」
という私の言葉に、唸るばかりです。
妻から見ても、施術者から見ても、
まだまだ今生の課題が山積しているように見える彼ですが、
それでも、全くエネルギーワークを受けたことのなかった、彼の今までの心の状態を『0』とすると、初めてワークを受けて少し変わった、愛に気づいたり、しがらみから解放されて心が軽くなった、現在の『1』と比較してみると、雲泥の差があります。
もちろん、筋金入りの頑固者で、自分が一番な夫が、一度の施術で別人のように変わるわけではなく、
「今度は肩の痛みを取ってくれよ取ってくれたら認めてやってもいいぞ
」
と、相変わらず《上からな発言》をしているので、私も冷静に、
「あなたには、もう少し学びが必要みたいですね」
と、あえてそこには着手せず、静かに見守っております。
でも、内心では、
案外、こういう人が、施術しているうちに大化けするのではないかと、秘かに期待もしている私です。
全側面の封印解除についての詳細はこちらになります。
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